京都市左京区の内科・呼吸器科・消化器科・内視鏡検査 ごとう内科医院

ごとう内科医院
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院長先生より

 

ぜんそくに苦しむ方や胃がんで手遅れになる方をより多く救うため、癒やしになるような診療に努めています

生きもの好きが高じて医師の道へ。私自身も悩まされたぜんそくの治療や、胃がんの早期発見に力を入れ、患者さんができるだけストレスを感じずに受診できる環境づくりに気を配っています。

医者を志したきっかけ
辛い発作に苦しめられた学生時代。同じ病気で悩む人たちを助けたいと思い、医学部へ。

私は医師の家系で育ったのですが、特に後を継げという話はなく、むしろ「好きなことやれ」と言ってもらえていましたので、はじめは工学部に進学しました。ですが、専門課程に入って1年目で性に合わないと感じ、医学部に入り直した次第です。もともと昆虫や植物など、生きものが好きだったこともあり、生きていないものを一生ずっと扱っていくのはストレスがかかると思ったのでしょうね。

他方で、医師という職業は人を癒すことができ、人から癒されることもあります。私自身もぜんそくの辛い発作に苦しめられていましたので、同じ病気で悩んでいる人たちを1人でも多く楽にしてあげたいと思ったことも医学部に転身したきっかけと言えますね。

スタッフの教育方針
患者さんの癒やしとなるような心配りをするよう指導しています。

患者さんは何らかの体調不良でストレスがかかった状況ですので、患者さんの癒やしになれるような対応をすることが私たちの役割だと思います。

たとえば、体温計のアラーム音が聞こえず、耳が遠くなったと嘆いている患者さんに対しては、「測っている本人は聞き取りにくいものですよ」とお声がけしてフォローをするなど、患者さんの気持ちを汲み取り、苦悶の表情で来院されても笑顔でお帰りいただけるような、思いやりをもった対応をするよう、スタッフにもお願いしています。

コミュニケーション一つで癒されることもありますし、1人で苦しまなくてもいいということを伝えられたらいいですね。

診療で心がけていること
「病のストーリー」を診るため、初診ではじっくりとお話しするよう心がけています。

患者さんの目の保養になればと思い、院内にはシンビジウムなどの蘭の花を並べたりしています。また待合室の本棚は病気に関する本を控え、私の趣味でもある水辺の昆虫や蝶など自然に関する本を多く置くようにしています。興味をもたれた患者さんとは、診察中に昆虫や蝶の話で盛り上がることもあります。大事なのは、病気以外のお話もしながら、お互いに人としてのつながりを深めることだと思いますね。

病気にはそれぞれ、ご家庭の事情やお仕事環境などから生じるストレスや生活習慣などの背景があります。ですので、そうした病気の「ストーリー」を診るために、初診の患者さんとは雑談も含めて30分はじっくりとお話しするようにしています。

休日の過ごし方
庭で蝶たちと戯れ、日々の疲れを癒やしています。

休日はとにかく体を休めるようにしていますね。蝶を庭に呼び、蝶のありのままの姿を楽しむ「バタフライガーデン」というのをやっていまして、来てくれた蝶たちを見て癒やされています。7年ほど前からカウントしているのですが、今では約54種類の蝶があそびに来てくれます。蝶がいないシーズンオフには、健康のために歌を歌ったりもしています。

患者さんへのメッセージ
家族みんなで気軽に来院できる医院を目指しています。

「感動の出会い」をモットーに、ご家族皆さんの健康管理を努めさせていただければと思っています。もともと私自身がいわゆる「健康おたく」で、これまで食べ物や筋トレなどいろいろと取り組んできたため、患者さんの力になりたいという気持ちが大きいのかもしれません。また、病気には背景がありますので、家族構成やご家庭の事情なども含めて、患者さんがどのようなストレスを抱えているのかといったところから診たいと思っています。

気になることはあるけれど、「どの科に行ったらよいのかわからない」「こんなことを聞いたら怒られるのでは?」などと1人で悩まず、何か困っていることがありましたら、まずはお気軽にお越しください。ささいなお悩み相談にものりますし、お話を伺ったうえで、当院で診られるものは診て、対応しきれない場合には近隣の病院をご紹介するなどの交通整理をさせていただければ幸いです。